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BUNGO -ブンゴ- 第173話 あらすじネタバレと感想を紹介します!
第172話のおさらい
上本牧シニアとの一戦で全国のスカウトたちから一目置かれるようになった石浜は、全国屈指の強豪をノーヒットノーランに抑えたにもかかわらず、微塵も満足していません。
そんな石浜をベンチから見ていた鮎川瑛太は、次の富士ケ丘戦に向けて密かに闘志を燃やしていました。
さらに、相手の富士ケ丘シニアの強打者河村も、なんとかして石浜を引きずり出し、対戦することを心待ちにしているのでした。
BUNGO -ブンゴ- 第173話のネタバレ
ブルペンで瑛太がなんだか球種を増やそうとしているようです。
袴田に見てもらおうと声を掛けました。
石浜も興味津々。
瑛太はなんならバッターボックスで見てみればいい。と言って、その球を投げました。
手元で鋭く落ち、石浜は「すごい、消えたよ。」と驚きの声を上げていました。
袴田は「いい球種だが、これが完成していればな」と指摘しました。
「鋭いな」と瑛太。
今のところこの球種は10球中3,4球しか狙ったところにいかないようで、もう少し磨いていく必要があるようです。
「どうやって投げているの?」と石浜が無邪気に瑛太に聞いています。
「握りだけ教えてやる」と瑛太。
その様子を見ながら、袴田は、「以前と瑛太も変わってきた。こんな風に石浜としゃべることもなかったのに。」と感慨深そうです。
いずれにしろ、袴田は全国屈指のエースを二人ともリードできる喜びを噛みしめていました。
2年前に急造でやったキャッチャーがまさか天職になるとはその頃の袴田にはわからかったでしょうね。
さて、舞台は変わって富士ケ丘シニアの練習場にいきます。
スポーツ雑誌の記者が後輩のカメラマンに河村の写真を撮るように急かします。
後輩は「あ、はい」と気の抜けた返事をしますが、先輩記者は「返事をするくらいなら写真を撮れ!」とまた急かします。
そんなやり取りをしている外野をよそめに、河村はノックを受けています。
かなり体が大きいので、そこまで俊敏な動きができないと思いきや、はたまたどうして、とても軽快な動きでゴロをさばきます。
チームメイトからも「あのガタイでどうしてあんな動きができるんだ」と驚きの声が上がります。
さらに、河村劇場は続きます。
ロングティーを始めようとすると、守備につく選手達があわただしく準備します。
なんと隣のグラウンドまで行きます。
監督曰く、「このグラウンドはプロの選手もよく使いますが、あのフェンスを軽々超えるのは河村くらいでしょう。」
すでにプロ野球選手級のパワーとセンスを兼ね備えている河村。
「河村君は天才であり、努力することも怠らない秀才だね。」という記者の問いかけには、
「まだ野球に戻ってきて3か月の自分が努力をしているなんておこがましい。こんなことは誰だってやっていますよ。」と
謙虚なんだか自信たっぷりなんだかわからないコメントをしていて、末恐ろしさを感じました。
さらに合理的なのは、練習前は筋肉を付けるために肉まんを、練習後は回復を早めるためにあんまんを食べていたということ。
ただの食いしん坊ではなかったのですね。たまにピザまんも食べるそうです。
河村は規格外の化け物です。
静央シニアはどうやって立ち向かっていくのか。
BUNGO -ブンゴ- 第173話の感想
今回は河村君の怪物ぶりが光っていましたね。
驚異的なロングティーの飛距離と、その野球に対する貪欲さ。
天才と人から呼ばれても、それが当たり前と言い切れるほどの自信。
見た目からはそんな風には見えず、感覚で野球をやっているかと思いきや、なかなかクレバーな一面を持っていることが意外でした。
瑛太もなんだか必殺のボールを習得するべく努力をしているようです。
河村君は石浜を引きずり出すのに少してこずるのでしょうか。
はたまた、そんな瑛太の努力をあざ笑うかのように強烈な打球をお見舞いしてしまうのでしょうか。
次戦も目が離せませんね。
富士ケ丘シニアには日本一のピッチャーも在籍していますが、そちらにはまだスポットが当たっていません。
そこにも注目ですね。
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